大人買い、箱買い、爆買い、まとめ買い・・・。
この「〇〇買い」、いろんな種類がありますよね。
パケ買い、大量買い、ダース買い、等々。
他にもあります。
そんな「〇〇買い」とは?を図と一覧にして解説しました。
「〇〇買い」を一覧と図にして比べてみた
〇〇買いの一覧は、すぐ下に。
一覧の前に、〇〇買いについてわかりやすく説明できないか?
いくつかの要素に分けて図解にしてみました。
「〇〇買い」って同じようなワードだけど、
実はふわっとしていて、定義があるわけではないんです。
ですが、しっかりと分けられる要素はあるにある。
それが、以下の2つです。
買う頻度と買う目的
- 買う頻度
-
買う量や回数(頻度)が多いか少ないか
- 買う目的 1つ目
-
買う品物は趣味的なのか実用的なのか
- 買う目的 2つ目
-
嗜好品・非日用品・趣味的 or 必需品・日用品・実用的
目的は2つのタイプにわけられます。
目的を2要素、頻度を1要素、これらの3要素にわけて、「〇〇買い」を対比してみました。
それぞれ、要素は重なりますが以上の色分けで比較・対比。
で、上にあるのがその図になります。
「買った」に3つの要素があるんですね。
とにかくたくさん、買ったと量のことだとオレンジの大量買い。
好きなものをたくさん買ったなら、青の大人買いに。
日用品を複数、買ったなら黄色のまとめ買いに。
「〇〇買い」を一覧にしてみた
- 大量買い
- 大量購入
- 一気買い
- 爆買い
- 大人買い
- 箱買い
- ケース買い
- ダンボール買い
- ダース買い
- まとめ買い
- セット買い
- パック買い
- アソート買い
- パケ買い
- ジャケ買い
〇〇買い~それぞれの意味を解説
一覧に記述した〇〇買いの言葉。
それぞれ言葉の意味や使い方を説明してみました。
大量買い・大量購入
「大量」に買う または、購入すること。
何を買うより「たくさん」買う行為のことです。
一気買い
これは、複数のものを「短時間=一気」で買うという意味。
短時間で一気にパッと買う。
1つのものを一気に買うとは、普通は言いません。
複数のもの、または多くのものを一気(短時間)で買うことを意味します。
爆買い
中国や海外からの観光客が日本で買った商品やお土産を大量に買う様子。
その様子を「爆買い」と形容して有名になった言葉ですね。
実は昔からあった言葉で、爆音、爆睡、爆速といった使い方に似ています。
ただ、不必要な「爆買い→転売」に結びつく行為に悪いイメージがつきました。
大人買い
大人買いとは、趣味的なものを一度に大量に買う消費行動です。
元々は、子供向けの低額商品を大量に買う行為を意味しました。
子供の頃、欲しくても買えなかった・買ってもらえなかった商品を大人になった今、買う。
駄菓子や子供向けのおまけ付きお菓子を大量購入する大人げない買い方を自嘲した呼び名でした。
いまは、漫画本や万年筆、ブランド物など自分の趣味趣向にあった商品を一度に大量に買うときに使用します。
箱買い
その名の通り、箱で買うことが箱買い。
箱に入った商品をそのまま、箱ごと陳列されているものを買うと箱買いになります。
いつの頃からか、スーパーなどでよくみるようになりました。
以前は、みかんの箱買いが有名でしたが、今はいろんな商品で箱買いが出来ます。
ケース買い
箱買いに同じ。
ケース=case=容器、箱
飲料品の箱買いでよく使われるのが「ケース買い」
ダンボール買い(段ボール買い)
箱買いに同じ。
まれに使うひとがいる言葉。
段ボールそのものを買う行為と間違えられやすい。
ダース買い
ダース買いは、「1ダース=12」で個数の単位。
例えば、ペットボトルの水を12本、まとめて買うと「ダース買い」になります。
飲み物、お菓子でよく使われます。
まとめ買い
まとめ買いには、2つの意味があります。
・節約手法としてのまとめ買い
食材や日用品などをまとめて購入して、計画的に消費することで節約する方法。
・購入手法としてのまとめ買い
複数の同一商品、または、複数の類似商品をまとめて買うこと。
例)3つ同時に買うとお得ですよ~。
購入する側、自ら計画的に考えて、節約や時間短縮を狙った「まとめ買い」
販売する側、お店側からお得だと提案(まとめ売り)され、複数の商品を同時に買う「まとめ買い」
購入する側と販売する側では、意味合いが変わります。
セット買い
セット買いは大きくわけて以下の2つがあります。
・違う種類の品・モノをセットで買うこと。
・Amazonで本やマンガなどを数巻、セットで買うこと。
違う種類のものでセット買いするとは?
セットで買うとお得ですよ~と購入をうながす手法の一つです。
例えば、「シャツとパンツ」、「ティーカップとソーサー」、「ノートとペン」、「シャンプーとリンス」などなど。
Amazonにて、本やコミックの「セット買い」ができます。
主に電子書籍版の本やマンガを数巻、セットで買うとお得になったり、
ポイントがつく販売の方法です。
セット販売
アマゾン内の「セット販売」は、セット買いとは違います。
セット販売は、同じ種類のものを複数・同時に購入すると安くなる販売方法です。
日用品や食品など人気ブランドの消耗品が、よくセット販売されています。
パック買い
パック買いとは、食玩(おもちゃ・カード)を個別・単品(シングル)で買わずに
箱ごと、ボックスごと買う行為のことです。
目当てのカードを集めたい、好きなキャラクターのおまけが欲しい。
そんな時に、単品ごと買うのではなく、パックごとまとめて買うと効率的に
収集できるとされています。
アソート買い
英語でアソートの意味は、assort~品を種類別にわける、種類ごとにそろえる。
転じて、商品の詰め合わせ、盛り合わせの意味で使われています。
複数の商品を組み合わせて、詰め売り・盛り売りをする方法です。
ミニカーの世界では、「ホットウィール・アソート」が有名な手法。
何種類ものミニカーを詰め合わせて段ボール単位で買う手法です。
パケ買い
商品のパッケージ~包装紙や容器、紙袋などの見た目を気に入って購入すること。
お菓子などのアルミ缶もパケ買いのひとつ。
お土産品や駅弁、お菓子など中身がわからない商品は、パッケージでアピールして差別化をはかっているケースをよく見かけますよね。
最近では、化粧品のパケ買いすることを「パケ買いコスメ」などと呼ぶことも。
ジャケ買い
主にCDなど、メディア商品で中身がわからない状態。
曲や映像に触れることなく、商品のパッケージをみて想像したり気に入ったりして購入する行為のこと。
CDジャケットやDVDパッケージの絵や画像をみて、買うこと。
カバー買い
本や雑誌の見た目で購入を決めること。
好きな芸能人やスポーツ選手が雑誌の表紙を飾っている。
本の装丁・デザインが気に入った。
テーブルやスツールに置いておいても絵になるような写真集やデザイン本などを買うこともカバー買いのひとつ。
〇〇買いの反対語(対義語)は?
大量買い | 少量買い |
大量購入 | 少量購入 |
まとめ買い | 都度買い |
計画買い | 衝動買い |
セット買い | 単品買い |
セット売り | バラ売り |
まとめ~箱買いまとめ買いなど
〇〇買いは、「何を、どのくらい買ったか?」で説明ができます。
「買った」の中身で分類が可能です。
量や回数、趣味的か日用品かで〇〇買いを分類して図にしました。
また、〇〇買いの一覧とそれぞれの意味や反対語を記述しました。
-おわり-
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