天下一品 直営店 見分け方
天下一品の直営店はどこなのか?
正式な公開情報はありません。ただ、「ココなのでは?」という情報はあります。
また、このお店は直営店だとみんなから認識されているお店が数店舗あります。
SNSが発達する以前は、メニューが総本店とほぼ同じなお店、ネギがザルに入ってくるお店などラーメン通の噂で直営店かどうか見極めていました。
ここ数年でたくさんの人の情報により直営店はどこなのか、答えが集まっています。
私なりの仮説も含めつつ、直営店の一覧を作ってみました。
【決定版】天下一品の直営店一覧
鉄板!ココは間違いなしの直営店でしょリスト
- 西院店屋台
- 五条桂店Reboot
- 1号線下鳥羽店
- 中野店
- 三郷店
決定的!どう考えても直営店でしょう一覧
- 今出川店(京都)
- 西院店屋台(京都)
- 五条桂店Reboot(京都)
- 1号線下鳥羽店(京都)
- 堅田店(滋賀)
- 御殿浜店(滋賀)
- 豊郷店(滋賀)
- 唐崎店(滋賀)
- 高円寺店(東京)
- 中野店(東京)
- 三郷店(埼玉)
先に結論からお伝えしました。
上の11店舗は、天下一品の直営店で間違いないだろうとされている店舗名です。
東京の神楽坂店、京都の九条店(2024年2月に再開店)も直営店だと噂されていました。
直営店でも閉店や再オープンがあるようなので、増えたり減ったりします。
天下一品の直営店はどこにある?7つの見極めポイント
- 営業許可証の名前
- 公式ファンメディアに登場
- こってり自販機設置店舗
- 福袋の販売店舗
- 求人サイト
- 公式サイトのお知らせメニュー
- 口コミ
- 1. 営業許可証の名前
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お店の見えるところに提示されている営業許可証の名前欄に注目。
個人名や法人名の名前が天下一品以外だと非直営の可能性が高いです。
公式サイトによると、「直営店舗の運営は株式会社天下一品」によると書いてあります。 - 2. 公式ファンメディアに登場
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天下一品ファンメディアという公式情報サイトがあります。
このサイトに登場するお店(メニュー内容が紹介される)は、直営店だと考えられます。 - 3. こってり自販機設置店舗
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自社独自の自動販売機を設置する場所は、直営店だろうと推測。
設置されたお店は4店舗、中野店・三郷店・上鳥羽店・今出川店 - 4. 福袋の販売店舗
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企画の性質から直営店と結びつきが強いと思われるのが理由。福袋(福箱)が販売された店舗名は、計13店舗。
久御山店と膳所店は、直営に変わったとの噂もあるが・・・
京都府:総本店・西院店屋台・五条桂店Reboot・1号線下鳥羽店・久御山店
滋賀県:堅田店・御殿浜店・豊郷店・唐崎店・膳所店
東京都:高円寺店・中野店
埼玉県:三郷店 - 5. 求人サイト
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求人元が株式会社天下一品や株式会社天一食品商事以外ならFC系かも。
公式サイトに記載されている天下一品関連会社以外の法人名で求人が出ている場合は、FC店の可能性が高いです。 - 6. 公式サイトのお知らせメニュー
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Cat of AZさんのブログの仮説。公式サイトの「店舗からのお知らせ」にあるメニューに注目。
総本店のメニューとほぼ同じメニューがある店舗は、直営店の可能性が高いと推測されています。
14店舗(関東3、滋賀4、京都6) - 7. 口コミ
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検索サイトやTwitter(X)で「天下一品 美味しい店舗」、「直営」で探します。
直営だから~、本店の味に近い~など、美味しさに対する言及で推測します。
評判の高いお店は直営の可能性が高い~と、いうより評判の良くないお店にFC店が多い傾向。
天下一品 本店と直営店の違い
天下一品の総本店は、京都市左京区に位置し、ラーメン業界で革新的な「こってり」スープの発祥地として広く認知されています。
この伝統ある店舗は、木村勉氏が創業した天下一品の深い味わいと哲学を現代に伝える役割を果たしています。
総本店で提供されるラーメンは、数十年にわたる試行錯誤の結果、独自に開発されたスープのレシピに基づいており、その一貫性は他の直営店にも引き継がれています。
また、総本店では季節ごとに限定メニューを提供することが特徴とされています。
これらの限定メニューは、地元の食材を使用したり、創業者のアイデアを形にしたりすることで、来店客に新鮮な驚きを提供しています。
たとえば、冬季には「牛すじ煮込みラーメン」や夏季限定の「冷やし中華」といった季節感を大切にしたメニューが提供されています。
加えて、総本店では、創業当時からの伝統的な調理法を守り続けており、手間暇かけたスープ作りはその最たる例です。
特に、「こってり」スープは、鶏ガラや野菜などからじっくりと出汁を取り、独特の濃厚さとコクを生み出しています。
このスープ作りには、他の直営店では見られない総本店ならではの秘伝の技が用いられているとも言われています。
直営店と総本店の最も大きな違いは、総本店特有のメニュー開発や創業者の理念を強く反映した運営方針にあります。
直営店も総本店の品質基準を守りながら、各店舗は地域や顧客層に合わせたサービスを展開していますが、総本店に訪れることは天下一品の原点に触れる特別な体験と言えるでしょう。
直営店になぜ、こだわるの?
みなが直営店にこだわるのは、本店(直営店)とFC店との味の差が大きいことが理由にあげられます。
すべてのFC店ではないのですが、思っていた天下一品の味ではないとき、「あぁ、ここはチェーン店(FC系)だから味が違う」という感想を持ってしまうのです。
天下一品のFC店には、メニューの自由さがある程度許されています。
美味しいFC店があるのも事実ですが、そうでないお店も存在します。正直、お店の味にばらつきがあります。
みなさん、天下一品の美味しい体験があるので味が違うと「あれっ?」となるのです。
美味しい体験の基準は、総本店や直営店の味です。
本店や直営店の味が指標になります。
その本店(直営店)の味と比べて美味しさを判断しているのかもしれません。
天下一品 直営店 フランチャイズ 違い
天下一品の直営店とフランチャイズ店の最も大きな違いは、運営形態と価格設定にあります。
直営店では、ブランドの理念や品質管理に関する厳格な基準に基づいて運営される一方で、フランチャイズ店は個々のオーナーによって運営されるため、店舗によって味やサービスにバラつきが生じることがあります。
また、直営店は価格設定においてもフランチャイズ店と比較して若干高めに設定されている場合がありますが、これは原材料の質にこだわり、独自のメニュー開発に投資しているためです。
店舗ごとの味のバラツキ原因
天下一品のラーメンは、その特徴的な「こってり」スープで有名ですが、店舗によって微妙に異なる味わいが存在します。
このバラツキの背後には、セントラルキッチンから供給される濃縮スープの扱い方が大きく影響しています。
セントラルキッチンで一貫して製造される濃縮スープは、各店舗に均一の品質で配送されますが、ここから先の希釈比率や加熱方法には、店舗ごとの裁量が大きく関わってきます。
特に、スープの希釈率は、その店舗独自の味わいを左右する重要な要素です。
理想的な濃度を保つためには、セントラルキッチンからの指示に沿った正確な比率で「薄いガラスープ」を加える必要がありますが、実際には、店舗によって微妙に異なる希釈率が採用される場合があります。
この違いは、経営者やスタッフの味に対する理解や好み、さらにはその日の気温や湿度といった外部環境の変化によっても左右されるため、同じ天下一品であっても店舗ごとに味わいに差が生じることになります。
また、スープを温める際の加熱方法にも、店舗ごとに違いが見られます。一定温度でじっくりと加熱することでスープの旨味を引き出す店舗がある一方で、忙しい時間帯には急速に加熱することで対応する店舗もあり、この過程でスープの風味や濃度に微妙な変化が生じる可能性があります。
直営店においては、天下一品のブランドポリシーに基づく厳格な品質管理が行われているため、味の統一性が保たれやすいとされています。しかし、フランチャイズ店では、それぞれのオーナーの経営方針やスタッフの技術レベルにより、調理過程に差が出ることが避けられません。
これらの要因が組み合わさることで、天下一品のラーメンは、各店舗によって独自の味わいを持つことになるのです。
結局、天下一品の店舗ごとの味のバラツキは、セントラルキッチンからの統一されたスープを基にしながらも、各店舗がそれぞれの環境や理念に基づいて調理していることから生じる自然な現象と言えるでしょう。
これは、全国に広がるチェーン店ならではの多様性を楽しむ一つの側面とも捉えられます。
【調べてみた】本当に美味しい店舗はどこなのか?関西・関東編
関東と関西にある天下一品の全店舗をグーグルマップで調べてみました。
単純に口コミのレーティング(星5つ)が高いお店はどこか?を調査&結果発表です。
☆星のRating1~5が同じ場合は、口コミの数で順位付けしました。
関東は、4位に星3.8が5店舗(錦糸町店、歌舞伎町店、本川越店、五反田店、渋谷店)という結果に。
関西は、4位以下、星4の東向店(奈良市)、星3.9が4店舗(五条桂店、くずは店、南摂津店、四條畷店)が続く。
さすが総本店、星4.2の評価でダントツの1位でした。
しかし、ベスト3に直営店は本店を含めて2店舗のみ。
口コミの結果では、直営店よりも評価の高いFC店が多くランクインしていました。銀閣寺店の3位は意外でした。
関西の直営店:五条桂店 Reboot(☆3.9)、1号線下鳥羽店(☆3.8)、今出川店(☆3.8)、唐崎店(☆3.8)、御殿浜店(☆3.8)、豊郷店(☆3.7)、堅田店(☆3.7)、西院店 屋台(☆3.4)
関東の直営店:高円寺店(☆3.9)、中野店(☆3.7)、三郷店(☆3.6)
関東と関西、最低評価はどこのお店か?
味というより他の要素(接客・店内)で低評価を付ける人がいるようです。
所沢はオープン間もないので必要以上に低くなっていると思われます。
関西では、ショッピングモールに入っているお店が低評価になる傾向。
関東では、ほとんどの店舗が3.7~3.5の星評価を与えれれています。野田店と五反田店が☆3.2と目立って低かったのが印象的でした。
- 直営店といわれる店は全体的には高評価を得ている
- FC店のほうが直営店より多く高評価を得ている
グーグルマップ上の天下一品のお店(関東・関西)を調査してわかったことは、FC店より直営店が美味しいとは言い切れないということでした。
直営店より高評価のFC店がたくさんあり、直営店は軒並み高評価を得ていました。そして、総本店は文句なしに一番、高評価を得ていました。
まとめ
- 直営店とフランチャイズ店の違いは運営形態と価格設定にある
- 直営店の見分け方には営業許可証の名前が重要な手がかりとなる
- 公式ファンメディアに登場する店舗は直営店である可能性が高い
- こってり自販機が設置されている店舗は直営の可能性がある
- 福袋が販売されている店舗も直営店である可能性が高い
- 求人サイトでの募集元が株式会社天下一品なら直営店であることが多い
- 公式サイトのお知らせメニューで総本店と同じメニューがあれば直営店である可能性
- 口コミや評判でも直営店が判別できる
- 直営店は品質管理が徹底されており味の統一性が保たれやすい
- 店舗ごとの味のバラツキは希釈のタイミングや加熱方法の違いによる
- 直営店には総本店や重要な地域に位置する店舗が多い
- 直営店と認識されている店舗には高円寺、今出川、五条桂店Rebootなどがある
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