お取り寄せとは何か?
お取り寄せには3つの意味があります。
3つとは、お店、通販、ジャンルです。
この3つの意味で使い方が変わります。
また、在庫のあるお取り寄せと在庫のないお取り寄せにも分類できます。 以下、説明していきましょう。
3つの『お取り寄せ』
お取り寄せには、3つの使い方(使われ方)~意味があります。
- お店で「お取り寄せ」する
- 通販で「お取り寄せ」する
- 「お取り寄せ」という商品のジャンル
以上の3つで「お取り寄せ」が使われています。
また、この3つは、正反対の意味でも使われています。
- 「在庫がない」からお取り寄せする
- 「在庫がある」からお取り寄せする
どういうこと?説明します。
お店での「お取り寄せ」お取り寄せ注文
実店舗で在庫のない商品を「取り寄せる」こと。
お店に商品がない場合、店員から「お取り寄せ-しますか?」
または、お店に「お取り寄せしてください」の意味で「お取り寄せ」は使われていました。 これが、本来の意味でのお取り寄せです。(=お取り寄せ注文)
商品を「お取り寄せしますか?」
↓
「はい!」
有った !!
商品を購入できることに♪
~この一連の流れが「お取り寄せする」です。
お店からメーカーへ問い合わせ~メーカーお取り寄せ
売る商品(在庫)がお店にないので、倉庫や同じグループのお店、メーカーに問い合わせます。 わざわざ、問い合わせて商品を店に送ってもらうのですから、ほとんどの場合、購入することが前提になります。
(後払い可、キャンセル可のお店もある)
通常、商品のお金を先に支払って待つことになります。 買うかどうか、まだ決めていない場合は、お取り寄せではなく商品在庫の「お問い合わせ」という言葉が使われます。
通販(ネット)での「お取り寄せ」
通販(ネットショッピング)では、通常、欲しい商品をカートに入れて、『購入ボタン』を押すと購入が決定します。 『購入ボタン』がない場合、「在庫がない」を意味します。 この「在庫がない」から「買えるかも?」な状態にすること。 これが、通販の「お取り寄せ」です。
「お取り寄せ」の「買えるかも」は、商品によって、お店によって変化します。 大手のECショップでは、流通網が整備され、欲しい商品がどの倉庫にあるかなど在庫状況や生産状況、発送目安まで教えてくれるサイトもあります。
高い確率で「買えるかも」は「買える」になります。 小さい店舗の「お取り寄せ」は、ただ単にメーカーや倉庫に「問い合わせるから待ってて」の意味合いで使わることがあります。 「買えるかも」は、「買えないかも」の可能性があります。
注意したいのは、通販の「お取り寄せ」は、キャンセルできないケースがあることです。
お店によっては、払い戻しが出来ない。
お取り寄せの待ち時間が長い。
お取り寄せした後、連絡がない。
こういった問題が起こる可能性があるので、注文の前に「但し書き」をよく読んでおく。
お店に「お取り寄せ」はできますか?どれくらいかかりますか?等々。 あらかじめ質問をメールで問い合わせてみるのが確実です。
3つ目の「お取り寄せ」の意味
在庫があるのに「お取り寄せ」する?
- 在庫がないから「お取り寄せ」する商品
- 在庫があるのに「お取り寄せ」する商品
これまで、お店でのお取り寄せとネット通販でのお取り寄せは、在庫がないから「お取り寄せ」をする意味で使いました。
在庫があるのに「お取り寄せ」をする商品・サービスのこと。
これが3つ目の「お取り寄せ」になります。
全国各地から好きな商品、欲しい商品を手元に取り寄せることがネット通販で簡単にできるようになり、普及した言葉です。 「お取り寄せ」は、ひとつの商品ジャンルを指す言葉として定着しています。
以前は、お取り寄せのために記入用紙を渡されて、そこに住所・氏名などを記入させれました。 このひと手間ふた手間かけて、わざわざ商品を取り寄せる。
これらの行為には、「特別感」があります。 欲しい商品が手元にない。商品が届くまで待つ。 わざわざ欲しい商品を待ってまで取り寄せるのですから、心理的に高揚するのかもしれません。
楽しい・珍しい、お得で特別
最近では、「お取り寄せグルメ」なる言葉もあります。
全国の珍しい食べ物や飲み物、お菓子などを「取り寄せる」こと。 また、「お取り寄せ」可能な商品ジャンルのと。
これらを総称して、「お取り寄せグルメ」として使われています。
日常では、出会わない商品をわざわざ、注文して取り寄せること。 非日常的でワクワク感が味わえますよね。 また、たくさんのお店から商品を選べるので、おのずとお得な商品が見つけやすくなります。
このブログでは、全国から気軽に取り寄せられる珍しい商品を紹介しています。 また、訳あり商品や季節もの商品など「箱買い」できるお取り寄せ商品も紹介しますのでチェックしてみて下さい。
まとめ
お取り寄せには、3つの意味と使い方がある。 お店で使う「お取り寄せ」 通販で使う「お取り寄せ」 「お取り寄せ」という商品ジャンル
そして、2つの反対する意味が含まれています。 「在庫がない」からお取り寄せ 「在庫がある」からお取り寄せ
「在庫がある」からお取り寄せは、お取り寄せグルメというジャンルに格上げ。 皆がお取り寄せを楽しむようになりました。
-おわり-
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