数あるスーパーの中から良いスーパー、自分に合ったスーパーを選ぶ。
たくさん見分けるポイントはありますが、厳選して7つを紹介します。
その中でも注目すべきは、『白物四品』と『お惣菜コーナー』です。
覚えておかなくても、パッと見でわかる見分け方です。
お店全体をみて良し悪しを見極める方法は↓コチラ↓。
良いスーパー、まずはココで見分ける!白物4品とお惣菜コーナー
商品棚はどこから見てる?おすすめの目線方向は?
どの商品のどこに注目してイイとダメを判断するのか。
その前に、陳列棚の見る順番、おすすめの目線の方向についてです。
スーパーの主力商品は、通常、平台と棚が合体したデッキ棚で売られています。
膝のあたりの平台には、よく見えるよう商品が平積みされます。
平台の上には、目線の上辺りまで商品が種類ごとに並んでいます。
棚の正面に立った時、ちょうど目線のまっすぐの辺りに売れ線商品、強い商品が並んでいます。
ですが、ポイントはその下にあります。
デッキ棚は、下から上に目線を移すとグッドです。
一番、下の段にお買い得商品があります。
商品は、下段からチェックしていきましょう。
白物四品(しろものよんしな)はちゃんと、揃ってる?
4白(よんぱく)~卵、牛乳、パン、豆腐。
最も売れる商品であり、お客さんも品質に敏感になる4品です。
鮮度が求められますが、賞味期限が短いことが特徴です。
お客さんのニーズを読み取り新鮮な商品を陳列することが求められます。
仕入れの調整と在庫管理が難しいジャンルの商品です。
スーパー側にとっては、腕の見せ所です。
・在庫切れはないか
・商品の賞味期限に余裕があるか
・求めている価格の商品が並んでいるか
・求めている商品のラインナップか
以上が、最重要チェックポイントです。
あなたに合ったスーパーはこの白物4品をチェックするだけで判断できるといっても言い過ぎではありません。
最近は、どのスーパーも一定の品質を保っています。
その地域で生き残っているスーパーは、実力揃いです。
では、どこでスーパーが選ばれているのか?
それは、スーパー独自の特色です。
白物4品のラインナップにスーパーの独自色があらわれます。
例えば、牛乳です。
・有名なメーカーの牛乳の他、地域メーカー、小規模メーカーの牛乳はあるか?
・PB(プライベート・ブランド)商品はあるか&美味しいか?
・珍しいフレーバーの牛乳、他と違ったパッケージの牛乳があれば注目してみるとよいでしょう。
スーパーの違いがよくあらわれるのは、定番商品以外です。
パンorごはん?惣菜コーナーのココをチェック!
惣菜コーナーは、どのスーパーも力を入れています。
もう一歩、他のスーパーとの違いや特色を出すために注目なのがパンとごはんものです。
最近は、パンコーナーとごはんもの(おにぎり、お寿司)に注力しているスーパーが目立ちます。
美味しいパンは、当たり前。
さらにその先、焼き立て出来立てのパンを提供するスーパーが増えてきました。
焼き立てのパンを提供するには、スーパーに焼き窯が必要です。
石窯や薪窯といった本格的なものでなくても、業務用オーブンを導入するお店が増えています。
設置費用も高いでしょうが、そこまでするのが最近のスーパーです。
おにぎり、お寿司は美味しいか?
おにぎりとお寿司は、お惣菜コーナーの定番です。
ですが、揚げ物と違い本当に美味しいご飯もの(お寿司)を提供するスーパーは多くありません。
お米や魚の選定、品質管理に気を使う食品です。
料理の腕の良し悪しがモロに美味しい・不味いでわかります。
美味しいごはんものを作れるスーパーは、実力があります。
惣菜コーナーにて、おにぎりやごはんものの売れ行きをチェックしてみて下さい。
人だかりが出来ていて売れ行きが良いスーパーは、注目です。
それだけ力があるという証拠です。
まだ、使える!スーパーの商品のいい・悪い~定番の見分け方5選
チーズで見分ける、賞味期限は大丈夫?
チーズは、賞味期限の管理が難しい商品です。
チーズコーナーで賞味期限をチェックしてみて、スーパーの良し悪しを判断できます。
悪いスーパーは、賞味期限が切れているチーズが紛れていることがあるからです。
高級なスーパー、特色を出そうとするスーパーはチーズに力を入れています。
輸入されるチーズも増え、種類も豊富になってきました。
ラベルに輸入元や製造元の説明がしっかりあるかもチェックポイントです。
もやしで見分ける、足が早い野菜の鮮度を伸ばす
もやしは、傷み(足)が早い野菜です。
消費期限が長い商品でも傷んでしまうのが「もやし」です。
(袋の消費期限をチェックしてもあまり、意味がない)
鮮度の良い新鮮なもやしが店頭に並んでいるか、チェックして見分けます。
もやしは、新鮮なものとの見分けが容易な野菜です。
棚にある他のもやしと見比べて「シャキッ」っとしたものを選びます。
もやしの入った袋を手にとってみて下さい。
ヘナっとなったら鮮度が落ちている証拠です。
新鮮なもやしだと、手のひらに乗せても立ちます。
鮮度が短いので品質と商品管理が難しいのです。
バックヤードで切り直したりカット野菜に変身させることも出来ません。
ですから、鮮度の良いもやしがあるスーパーは良いお店と判断できます。
もやしを日持ちさせる方法
もやしは、袋の中でも育とうする成長野菜です。
消費期限は、買ってから2~3日ほど。
成長を止めると日持ちします。(2倍の5日程度)
方法は、袋のまま電子レンジでチン。
袋にハサミ等で切り込みを入れて10~15秒ほど加熱します。
ザルに入れて熱湯をくぐらせてもOKです。
鶏肉のひき肉で見分ける、ラインは崩れていない?
鶏肉は比較的、傷みが早いお肉です。
空気にふれる部分が多いと傷みも早くなります。
ブロック肉、細切れ肉、ひき肉の順で傷みが早くなります。
・ひき肉の線がつぶれていないか?
・ひき肉の線がシャープなままか?
時間が経つとひき肉の線と線がくっついて潰れた状態になります。
受け皿にドリップ(汁)が出ているものは避けるようにします。
傷みが早いのですから、値引きをしたり商品を引き上げるのが通常です。
商品棚にずっと傷んだひき肉があるスーパーは要注意です。
マグロの見分け方、魚の美味しいスーパーは○!
新鮮なマグロは、角がシャープです。
時間が経つと角に丸みがでて、色もくすんだ赤になります。
また、マグロのつまが汁で黄色や茶色に変色していたら時間が経過している証拠です。
お店のお魚が良いスーパーは、実力があるとみなされます。
お魚の取り扱いは経験が必要になります。
魚専属のスタッフや専門店が入っていると安心できます。
対面で切り分けをしてくれるスーパーもあります。
鮮魚コーナーに人が多く集まっているともっと、良いです。
良いお魚があるお店は良いスーパーだと判断されるわけです。
惣菜で見分ける、定番メニュー4品のお味は?
どのスーパーも惣菜に力を入れています。
美味しい惣菜を作ることが出来るスーパーは、良いスーパーとも言えます。
定番の「唐揚げ」「コロッケ」「餃子」「ポテトサラダ」
この4品からお店の善し悪しをチェックすることが可能です。
また、惣菜売場が充実、対面キッチンになっている場合はお店に力があると言えます。
それだけ衛生面やスタッフに自信がある証拠です。
揚げ物がベトベトになっているお惣菜はダメです。
素材の下処理、衣、料理の温度、油きり、保存方法のどこかで間違っているからです。
品質管理が出来ないお店が良いお店だとは言えません。
要はまともなお惣菜が作れないスーパーはダメだということです。
まとめ
商品から良いスーパーを見分ける7つの厳選ポイント。
・白4品のラインナップ状況は?
・スーパーで作るパン、ごはんものは充実してる?
・もやしはシャキシャキ、新鮮?
・ひき肉はいつも新しい?
・チーズの賞味期限は大丈夫?
・マグロは新鮮?お魚の評判は?
・惣菜コーナーの揚げ物やポテサラは?
以上のチェック項目をパスできるのが良いスーパーの条件です。
-おわり-
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